GENSEN

好奇心を湧かそう。

 
イノベーター湯 Vol.6「レストハウス やの助産院」代表 矢野妙子 さん

イノベーター湯 Vol.6「レストハウス やの助産院」代表 矢野妙子 さん

2020.03.17

GENSENたち

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別府には別府八湯がありますが、もう一つ隠された湯があります。湧き上がるアイデアを形にした起業家が集まる、その名も「イノベーター湯」。第6湯目は、「レストハウス やの助産院」を拠点に活動を広げる 矢野 妙子さん にお話をお伺いしました!

 

赤ちゃんから高齢者までサポートできるコミュニティをつくりたい!

【 「レストハウス やの助産院」代表 矢野妙子 さん 】

 

看護師としてのキャリアを持つ矢野さんは、お二人目のお子さんの出産後に助産師の資格を取得し産婦人科に勤務した後、2018年4月に「レストハウス やの助産院」をオープンされました。現在、助産師として妊産婦さんのケアを行う傍ら、防災士の資格を取り「防災ママべっぷ」代表として、また子どもの食育について改めて考えようと保護者で結成した「べっぷ食育の会」会長として啓発活動を行うほか、他業種の仲間とともに健康に関するコラボイベントも定期的に開催するなど、精力的に活動を広げておられます。

助産院の開業にあたってはいろいろな不安もありましたが、ご家族がみんなで応援してくれて今活動を続けられています。

 

別府市内のママさんが集いやすいコミュニティを立ち上げています

 

起業のきっかけを教えてください。

産婦人科ではお産が立て込み妊産婦さんとゆっくり話ができないことも少なくなく、しっかりとサポートしたいという思いが強くなりました。「助産院」と言えば「お産をする場所」のイメージが強いですが、やの助産院は、保健指導、性教育、不妊症、更年期など「女性の一生をサポートする場所」です。女性が自分らしくイキイキと生きてほしい、そのために何かしたい、その思いがきっかけです。

 

今後の目標などはありますか?

開業後、少子高齢化という現実に直面し、子どものためにみんなが集える場所をつくりたいと思うようになりました。看護師、助産師として様々な世代の方と関わる中で、赤ちゃんから高齢者まで幅広くサポートできる訪問看護ステーションを立ち上げたいと思っています。

高齢者だけでなく育児に悩みを抱える母親への看護サポートを積極的に実施するなど特色ある訪問看護サービスを目指し、医療従事者や地域住民の方とも連携できる、そんなコミュニティを目標としています。

 

B-biz LINKのセミナーなどに参加して、得られたことはありますか?

B-biz LINKのセミナーは、2018年に開設された「ローカルベンチャースクール」に参加しました。そこでは多くの出会いがあり、どんどん広がって今ではいろんな仲間と企画を一緒に練って多くのイベントを開催しています。顔見知りになっただけで人とのつながりが広がっています。

ローカルベンチャースクール」で知り合った起業家と共に、立ち上げに協力した「アソビLAB」の様子

 

家族の応援を受け常にチャレンジし続ける矢野さん、私たちがずっとイキイキと生きられる、そんなコミュニティをつくってください!

今後も矢野さんの企画するイベントは続きますので、みなさまぜひご参加ください!

 

矢野さんは、「ONE BEPPU DREAM AWARD 2020」のセミファイナリストに選ばれたほか、2020年2月に開催された「第3回おおいたスタートアップウーマンアワード」のファイナリストとなり、アイデアを何度も練り上げ、多くの企業のサポートを受けて今まさに動き出そうとしています。B-biz LINKでも、矢野さんの活動を応援させていただきます!

 

 

「第3回おおいたスタートアップウーマンアワード」の様子

 

会社概要

レストハウス やの助産院

〒874-0907 大分県別府市幸町4−12

0977-26-5231

yanojyosanin@gmail.com

https://resthouse-yano.net/

https://www.facebook.com/やの助産院-165652774073189/

 

B-biz LINKでは、これからも起業家のみなさまを支援いたします。

今後も別府を拠点に事業を始めた起業家の方々を、不定期にご紹介させていただきます!

 

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