「温泉ワーケーション」の推進を目的に「ONSEN WORK」というサイトをグランドオープンさせた通信大手のビッグローブ株式会社（以下、ビッグローブ）が、3月23日に別府でオンライン記者発表会を行いました。会場にはワーケーション中の有泉健（ありいずみ・たけし）社長や長野恭紘別府市長が登壇。

ビッグローブの有泉 健 社長(写真右)と長野 恭紘 別府市長(写真左)。有泉社長はまさにワーケーション中。

さらには、実際に別府でワーケーションを行っているビジネスマンや温泉マニアも出席し、温泉でワーケーションを行う効果についてトークセッションを行いました。

現在進行形で体験中のワーケーションを語る、三原勇希さん（写真左：タレント・ラジオDJ）、永井千晴さん（写真中央：温泉オタクとして活躍）、久野俊彦さん（写真右：損害保険ジャパン株式会社 リテール商品業務部 傷害医療長期保険グループ）

オンライン記者発表会の様子は、こちらの動画をご覧ください。

この発表会で、ビッグローブから2つの大きな発表がありました。

１．BIGLOBEが別府で行う「ワーケーション実証実験」への参加企業を募集開始

温泉宿と企業をワーケーションの切り口でつなぐウェブサイト「ONSEN WORK」にて実施中の宿泊費を、ビッグローブが負担するワーケーション実証実験「TRY ONSEN WORKATION プログラム」を発表。別府温泉で行う実証実験の参加企業を現在募集中。抽選を通過した企業が複数社合同で実証実験に参加できます。宇宙ビジネスワークショップや「地獄蒸し」によるヘルシー食体験などの体験プログラムも。

募集締切は、2021年5月17日（月）、プログラム実施期限は7月30日（金）（ただし、土日祝日を除く平日のみ）。応募に関する詳細はこちらのページをご覧ください。

２．別府にワーケーション拠点「BIGLOBEワーケーションスペース」を設置

ビッグローブが、ワーケーションにおける健康面などの効果を検証するための研究拠点として、「BIGLOBEワーケーションスペース」を4月から別府市内に設置しました。本拠点では、ビッグローブ社員が交代でリモートワークを行い、地元企業や学生たちとの連携や、中長期的なワーケーションの効果について、科学的な計測をもとに検証します。

コロナ禍になり、大手企業も地方へ分散していく動きが始まりました。そのような中、ビッグローブがワーケーションを基点に本格的に別府に拠点をつくり、活動が始まったことはとても嬉しいニュースです。これからより一層、様々な企業やヒトが温泉を介して混ざり合い、新たな取り組みが次々と生まれていくことを期待しています。